業務改善!Windows PowerShell入門

Windows PowerShellで、とにかく楽をしたい!実際に仕事で楽になった事、便利になった事を紹介しつつ進めていきます。

PowerShell メッセージボックスを表示しろ!

 

スクリプトに限らずの話だが、処理というのはクソつまらん処理、面白い処理、けっこうどうでもよい処理、やばい処理とか色々ある。

 

この中で「やばい処理」というのをひとつ取り上げてみたい。
やばいと言うからには、慎重にやらないといけない。


やっちまった、やり直しがきかないゼ!


「ファイル削除処理」なんかはこれに該当すると思う。

 
よって、実際のメイン処理の前に、何らかの確認処理を行う必要性が出てくる。
待ってました!ここで、メッセージボックスの出番です。

 

はてさて、メッセージボックスを利用して注意を促すのは、コマンドラインシェルスクリプトであるPowerShellにおいて、かなり有効かと思われる。
普段、文字ばっかりのプロンプトの上に、ダイアログがいきなり出現するからな。

 

では、メッセージボックスを出す手法には、どんなものがあるか。

 

1..NETのWindows Formsの名前空間におけるMessageBoxクラスを利用する方法。
2.COMオブジェクト Wscript.ShellのPopupメソッドを利用する方法。

 

今回は、2のCOMオブジェクトを紹介したい。
何てたって、がとても簡単!正味たった2行!

(オブジェクト生成&メソッドの戻り値取得)


▼ソースはこれ

 

#-------------------------------------------
# 処理名:実行確認処理
# 戻り値:ユーザ入力値(はい:6、いいえ:7)
#-------------------------------------------
Function Fn_Confirm(){
    $WS = New-Object -com Wscript.Shell
    $result = $WS.Popup("志村けんのギャグを表示しますか?",0,"確認",4)
    Return $result
}

If((Fn_Confirm) -eq 7){Exit}

Write-Host "だっふんだ!!`r`n"
Read-Host "×ボタン or Enterで終了"

 

<PopUpメソッド>
・引数について
 第1引数:メッセージ内容
 第2引数:自動で閉じる秒数(0を指定すると自動で閉じない)
 第3引数:タイトル
 第4引数:ボタンの種類(はい/いいえの場合は4を指定)

 

・戻り値について
 は い:6
 いいえ:7

 

実行すると、こんな感じでメッセージボックスが出る。 

・「はい」を選ぶと、ギャグをプロンプト表示する。

・「いいえ」を選ぶと、処理抜け。


f:id:acoustic_groove:20171115231407p:plain

 

▼はいを選んだ場合

f:id:acoustic_groove:20171115231425p:plain

 

だっふんだ!!

 

PowerShell、イエーイ!

 

▼以下の記事にて、より詳細に説明あり

acoustic-groove2.hatenablog.com

 

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